Cryptotaenia japonica

Japanese hornwort(英)

三葉(和)

江戸時代から栽培。

香りが料理をひきたてる。

水耕栽培の糸みつばが

全国的に周年出回る


栽培は日本と中国

みつばはセリ科。日本、中国、朝鮮半島に自生しています。野菜としての利用は日本と中国くらい。早春を告げる香りと、歯ざわりが日本人にあっているのでしょう。栽培化されたのは、江戸時代になってから。そもそもは山野に自生していたものをつみとって利用していました。

根みつば

春に種をまき、冬、葉が枯れると根元に土寄せし、翌春、葉が地上に出たころ、根つきのまま収穫、出荷する。

【東は白、西は青好み】

市場に出回るものには、切りみつば(白みつば)、根みつば、糸みつば(青みつば)があります。切みつばは根株を養成して遮光し、根みつばは土寄せして、軟化栽培。関東で好まれます。糸みつばは茎まで太陽に当てて栽培するもので、関西から広まりました。

切みつば

遮光した軟化床で育て、葉が開くころに光を入れて緑色にし、根元で切り取る。吸いものや茶碗蒸しに。東京近郊が主産地。

【水耕栽培が主流に】

現在はハウス内で、ウレタンに種をまき、肥料を溶かした培溶液で育てる糸みつばの水耕栽培が主流になり、切みつばを圧倒してしまいました。年7〜8回も栽培できるので、周年出回っています。

糸みつば

葉柄が20センチくらいになったところで収穫。おひたし、あえものに。水耕栽培の普及により周年栽培されている。


軟化床で葉柄を軟白させた切りみつばの出荷

糸みつばは、ほとんど水耕栽培


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